セラピストとして

セラピストとして

久しぶりに会ったアメリカ人の生徒からパソロジカクラスの事で色々質問してくれた。

そもそもパソロジー/病理学とセラピストの関係からでした。

実際にアメリカのマッサージスクール等でも余り時間を費やさず、「この内容を読んで理解しておいて下さいね。テストに出ますよ。」程度が多い。

限られたカリキュラムの時間数から、病理学を理解して利用出来るまでの授業の時間は到底無理なお話だ。

また、マッサージスクール等は「最低限の知識」を詰め込むのに必死で病理学、キネシオロジー、薬品学等は無理になってくる。

ところが現実は全く違う。

例えば、日本でもアメリカでも糖尿病もしくはその予備軍の数はとても多い。頭痛や便秘、鼻炎、アトピーなどは余りに当然な世の中になった。

ロミロミ、アロマセラピー、スイディッシュマッサージ、リフレクソロジー等色々ないろいろな民間治療、リラクゼーションでは、人の身体に触れる。

完全な健康体なら心配は無いが、そんな身体の人に会った事は殆んど無い。

パソロジカで学ぶ内容の多くは、疾病、怪我で治療している方がお医者から施術を受けて良いと許可されている方にどんなアプローチをしたら治療の妨げにならないか？の部分に注目している。テキストには合計300程の病名、症状名が記載されています。

治療を学ぶのではなく、その人の健康に繋げる選択肢を学ぶ。

セラピストとして、施術がその人に有害にならない為に。

パソロジカのクラスは、ホノルル、東京、大阪等で開かれています。

次回は北海道のニセコにて開催します。興味のある方は気軽にご連絡ください。

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